●第50回在京白堊回総会プレイベント●    

第4回「先輩を囲む会」メモ


第4回「先輩を囲む会」が12月2日(土)に開催されました。幹事学年の小野寺誠より報告致します。ゲストはS53卒の宮野谷篤さん。日本銀行理事として日本の金融システムの安定に尽力される傍ら、多彩なご趣味をお持ちで、多方面にわたるお話しは聴衆を惹きつけてあっという間の2時間でした。

第1部●日本銀行でのお仕事
日本銀行が金融システムのなかで果たしている役割や、そのなかで宮野谷さんがキャリアを通して取り組まれてきたことをお聞かせいただきました。今回の参加者の半数は「正直、日本銀行の仕事ってピンとこない」という構成だったのですが、東日本大震災で流された紙幣の裏話や、結構力持ちもいるなど、堅い内容をやわらかくお話しいただきました。どの総裁が一番良かった?なんて質問も出ましたね。

第2部●釜石での子供時代
釜石の海岸の情景が目に浮かぶお話しでしたが、このころからマージャン、フルート、悪さ(?)など他方面に興味の幅を広げられます。キャンプでの吉浜事件は今も語り継がれているそうです(詳しい内容は参加した人に聞いてください)。

第3部●一高生活
釜石二中から一高に入ったときの驚きは私も大いに共感しました。重量挙部での新人戦優勝や練習に励んだ活動秘話は、聴衆一同、部は違えどどこか懐かしさを覚えたのではないでしょうか。

第4部●趣味の世界
仕事人間だった宮野谷さんが、趣味の世界に入りはじめたのは日銀NY事務所勤務の頃です。修理、庭いじり何でもできる隣の家のおじさんを目の当たりにして、ガーデニングを始めました。以後、多彩な趣味の世界が広がっていくきっかけとなります。絵(点描画)もメトロポリタン美術館で観たジョルジュ・スーラに感動し、いつか絵を描こうと思います。「いつか」を変えたのは東日本大震災。いつ死ぬか分からない・・人生観が変わり、描き始めたのが猫の絵でした。ただ、ご家族から猫の絵が似てないと酷評(笑)され、以降、風景画を描くことになったそうです。街歩きは、健康のため、安くて美味しい飲み屋を探す、絵の題材を探すなど目的としてはよく分かるのですが、路地が赤のマーカーでびっしり塗りつぶされた地図は圧巻で一同目を丸くしました。大阪では5区を制覇し、東京も3区の制覇が目の前です。これ以外にもフルートを吹いて頂くという企画もあったのですが、会場の都合で実現しませんでした。これは残念。

宮野谷さんと今回の囲む会を通じてお話しさせていただき、ワークライフバランスの見本のような方なのだと思いました。印象的なキーワードは「楽しい」。多方面に興味をもち、それをどんどん行動に移す。楽しんで取り組まれているので、それがストレス解消にもつながり、生きがいにもなる。宮野谷さんを目標にしたいなぁ、と思った面々も少なくなかったと思います。目標とする先輩を囲み交流し、自分の生き方を考える。「幹事学年、なかなかいい企画するなぁ」と手前味噌ながらも思った週末でした。
 
 

↑トップページ