新著紹介:『飛翔―科学技術にあこがれた少年の物語―』

吉田春雄氏(昭和38年卒)が執筆された素晴らしい新著が2026年5月13日(母校創立記念日!!)に桜出版より発行されます。
本書は、著者である吉田氏が、岩手の貧しい農家に生まれ、10歳で父を亡くすという困難な境遇から、いかにして世界的な科学技術者へと昇り詰めたかを綴った自伝的小説です。
本書の見どころ
- 不屈の精神と情熱: 啄木や賢治のふるさとで育ち、科学への憧れを胸に、高校・大学を経て研究者の道へと進んでいく半生が描かれています。
- 世界基準の業績: 吉田氏は、ジョセフソン電圧標準のミリ波源の周波数精度を、当時の世界レベルから3桁向上させることに成功しました。この成果はBIPM(国際度量衡局)に採用され、各国の国家計量標準装置の中に組み込まれるという、歴史的な快挙を成し遂げています。
- 在京白堊会との繋がり: 本書には「在京白堊会への謝辞」として、在京白堊会に関する記載も含まれており、同窓生にとっても非常に縁の深い一冊となっています。
- 次世代へのメッセージ: 「グローバルな社会で生き抜くなら、どんな分野でも世界標準を目指せ!」という、科学の道を志す後輩たちへの熱いエールが込められています。
構成
本書は二部構成となっており、時代背景と共に吉田氏の歩みが詳細に記されています。
- 前編: 人の流れを変えた時代背景(太平洋戦争から敗戦、GHQによる改革など)
- 後編: 自叙伝(生い立ちから青春時代、国立研究所での共同研究、定年退職後の日々、そして現在の生活まで)
科学者としての葛藤や転機、苦悩をありのままに記したこの一冊は、同じ時代を歩んできた私たちにとっても、多くの刺激と勇気を与えてくれる内容となっています。
【書籍情報】
- 書名: 『飛翔―科学技術にあこがれた少年の物語―』
- 著者: 吉田 春雄
- 出版社: 桜出版
ぜひお手にとって、著者の足跡を辿ってみてください。

